×

2戦連発に柴崎流ジョーク「警戒されるからあまり入ってほしくない」

[ 2014年8月3日 09:42 ]

<鹿島・広島>広島に大勝し、サポーターの声援に応える鹿島・柴崎

J1第18節 鹿島5―1広島

(8月2日 カシマ)
 鹿島の柴崎岳(22)がリーグ戦自身初の2戦連発を記録し存在をアピールした。後半38分、ダヴィからのパスをゴール前に走り込み、右足で合わせて5点目。今季チーム最多得点の快勝に貢献した。

 「厳しい試合だった」と振り返ったように鹿島は広島に対し、序盤は4バックに柴崎と小笠原のボランチ2人も含めて6人が横に並んで守った。それでも狙い通りに後半勝負で快勝。4点目は柴崎からダヴィ、5点目はダヴィから柴崎と“お返し”も来た。「自分が取るのもアシストするのもこだわってはいない」と言う柴崎だが、前節・浦和戦に続くゴールに「なかなかない」と表情もほころぶ。そして「警戒されるからあまり(ゴールが)入ってほしくない」と報道陣を笑わせた。

 近く日本代表のアギーレ新監督が来日する。メンバーも4年後へ向けリセットされ個人的にもアピールのチャンス。「常々、代表には選ばれたいと思っている。でも、まずは鹿島でいいパフォーマンスを見せてから。一気に行けないから」。柴崎が静かに闘志を見せた。

続きを表示

2014年8月3日のニュース