名古屋　収穫乏しいドロー　闘莉王「しんどいな」

Ｊ１第１５節 名古屋１―１徳島

（7月19日 豊田）
　名古屋の得点はＰＫのみで最下位の徳島の守備を崩せなかった。チャンスも少ない低調な引き分けに終わり、ホームでブーイングを浴びた。西野監督は「ある程度は主導権を握れたが、工夫が足りなかった」と嘆いた。

　柏を解雇された新戦力のＭＦレアンドロドミンゲスは攻撃の起点となったが、時間の経過とともに存在感が薄れた。新布陣の「３―５―２」もかみ合わないまま。ＤＦ闘莉王を前線に上げた終盤の猛攻も実らなかった。

　巻き返しを期しながら再開初戦は収穫が乏しく、１５位のまま。闘莉王は「しんどいな。辛抱していかないといけない」と言い聞かせるように話した。