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アギーレ氏 本田&香川特別扱いなし…メキシコでも“前例”

[ 2014年7月14日 06:08 ]

日本代表次期監督就任が決定的なアギーレ氏(ゲッティ)

 日本代表の次期監督就任が決定的なメキシコ人のハビエル・アギーレ氏(55)がビッグネームの選手も特別扱いしない方針であることが判明した。

 関係者は「アギーレは選手選考に関して所属クラブや経歴を気にしない。10年W杯の時がそうだったようにね」と証言。プレースタイルが自身のサッカーに適さない場合や調子次第では本田、香川らもメンバーから外す可能性がある。

 メキシコを指揮した10年W杯南アフリカ大会ではバルセロナでデビューしていたMFドスサントスを23人のメンバーから外し、マンチェスターU移籍が決まっていたFWエルナンデスもベンチ要員に。開幕直前までレギュラーだったGKオチョアを起用しないなど大胆采配を振った。大会中から選手起用に批判が集中したが、考えを曲げることなく16強進出と最低限の結果を残している。

 14日には日本協会の大仁会長と原専務理事の監督人事に関する会談が予定されており、早ければそこでアギーレ氏の監督就任が決定する可能性がある。9月5日の親善試合(相手未定)が初采配となる見通しだが、選手は過去の実績に関係なく、横一線のスタートとなりそうだ。

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2014年7月14日のニュース