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手倉森Jに逆風…来年リオ五輪アジア1次予選 3月前倒しか

[ 2014年7月11日 05:30 ]

 来年のU―22アジア選手権1次予選が3月に中東で行われる可能性が出てきた。16年1月のU―22アジア選手権は同年のリオデジャネイロ五輪の最終予選を兼ね、1次予選も五輪1次予選の位置づけとなる。当初は15年夏に東南アジア開催が濃厚だったが、日本協会関係者によれば、アジア連盟の意向で場所も時期も変更される方針という。

 6大会連続五輪出場を狙う手倉森ジャパンには逆風だ。現U―21代表は、8月の国内合宿と9月に韓国で開催されるアジア大会で14年の活動を終了。アジア大会は原則各クラブ1人の選出で、最強布陣は組めない。U―22アジア選手権1次予選開催が来年3月に前倒しになれば戦術浸透の時間が減少。しかも、Jリーグ開幕に向けた重要な時期で、代表活動が大幅に制限される可能性が高い。10日に日本協会での強化者担当会議で手倉森監督はA代表コーチ兼任を打診されたが、五輪を狙うチーム自体の強化にも頭を悩ませることになりそうだ。

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2014年7月11日のニュース