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FC東京 大胆采配ズバリ!!ヤングパワー躍動で今季1勝

[ 2014年3月20日 05:30 ]

<FC東京・鹿島>後半26分、ゴールを決め喜ぶFC東京・三田(左)

ナビスコ杯予選リーググループA FC東京3―1鹿島

(3月19日 味スタ)
 ナビスコ杯は22回目の大会が開幕し、FC東京がホームで鹿島を3―1で下して今季公式戦初勝利を挙げた。マッシモ・フィッカデンティ監督(46)が大胆なターンオーバー制を導入する中、期待の若手が躍動してイタリア人指揮官に初勝利を贈った。昨季王者の柏は前回決勝の再現となったカードで浦和に2―1で逆転勝ちした。

 指揮官の大胆な起用にFC東京の若手がピッチで応えた。15日のJ1神戸戦から先発8人を入れ替え。前半8分に23歳の河野が先制すると、2分後には河野のアシストから太田が加点した。後半26分には22歳の松田のクロスに23歳の三田が頭で合わせて試合を決めた。1失点こそ喫したが、23歳の米本も攻守に輝き、フィッカデンティ監督も「チームは良いプレーを見せた。スタートからアグレッシブに戦った」と納得の表情を見せた。今季就任したイタリア人指揮官には日本での初勝利。イタリア時代もカップ戦では出場機会の少ない若手を積極起用し「ここまでやってきたことが徐々に形になってきた」と振り返った。現役時代にイタリアで活躍した敵将トニーニョ・セレーゾ監督も「本当に優秀な監督。サイドの崩し、受け手と出し手の関係が徹底されている」と称賛した。

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2014年3月20日のニュース