徳島　地元開幕戦でＪ１初勝利狙う　兄譲りの決定力ドミンゲスに注目

　開幕の鳥栖戦に０―５で大敗した徳島は７日、徳島県板野町で最終調整し、８日のホーム開幕・Ｃ大阪（鳴門大塚）に向かった。

　崩壊した守備も修正はもちろんのこと、ほぼノーチャンスに終わった攻撃面での修正も必須。期待が高まるのが、「１０」を背負うＭＦクレイトン・ドミンゲスだ。鳥栖戦では途中からピッチに入ると枠をとらえたシュートを放ち、可能性を感じさせた。

　Ｃ大阪でも先発するかどうかは微妙ながら、この日の練習では細かいタッチのドリブルから左右で正確なゴールを決めるなど、個人能力の高さをうかがわせた。「日本のサッカーはスピードがある。ポジショニングが大事」と意気込む２５歳はＭＶＰ男レアンドロ（柏）の実弟。兄譲りの決定力でＪ１初勝利を呼び込む。