ナポリ３発快勝！ベニテス新体制で好発進　ローマ、ラツィオらも勝利

＜ナポリ３―０ボローニャ＞先制弾を決めたナポリのＦＷカジェホン

セリエＡ開幕節

（8月25日）
　イタリア・セリエＡ開幕節の７試合が２５日に行われ、昨季２位ナポリはホームでボローニャを３―０で下し、白星スタートを飾った。昨季６位と低迷した強豪ローマはアウェーでリボルノに２―０で勝利した。

　ベニテス新監督を迎え、昨季リーグ得点王ＦＷカバーニをパリＳＧ（フランス）に放出したナポリは、前半３３分レアル・マドリードから獲得したＦＷカジェホンが決めて先制。前半終盤ＦＷハムシクが加点すると、後半１９分にも再びハムシクが決めて、３点をリードする。新加入ＧＫレイナとＤＦアルビオルを中心に、安定した守備でそのまま逃げ切った。

　ルディ・ガルシア新体制のローマは、試合開始からリボルノを圧倒。前半を０―０で終えるも、後半２０分ＭＦデ・ロッシの豪快なミドル弾で先制すると、３分後にもＭＦフロレンツィが加点して、そのまま逃げ切った。今夏、アーセナル（イングランド）から加入したＦＷジェルビーニョは、後半１５分から途中出場し、トットナム（イングランド）への移籍が噂されるＭＦラメラはベンチ入りするも出場はなかった。

　ラツィオはホームでウディネーゼを２―１で下した。前半１３分ＭＦエルナネスの得点で先制すると、３分後にはＭＦカンドレーボのＰＫ弾で加点。後半に１点を返されたが、逃げ切って開幕戦を勝利で飾った。

　ＤＦ長友佑都の所属するインテル・ミラノはホームでジェノアに２―０で勝利。長友は左ＭＦでフル出場し、後半３０分に先制点を決めて２―０の勝利に貢献した。

　トリノは昇格組サッスオロを２―０で下し、カリアリはアタランタに２―１で逆転勝利
した。パルマとキエーボの対戦はスコアレスドローに終わった。