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手応え千葉デビュー 森本、7年ぶりのJ舞台

[ 2013年8月26日 06:00 ]

<千葉・岐阜>後半途中から出場しボールをキープする森本

J2第31節 千葉1―1岐阜

(8月25日 フクアリ)
 J2第31節10試合が行われ、新加入FW森本貴幸(25)が途中出場した千葉は岐阜と1―1で引き分けた。FW三浦知良(46)が先発出場した横浜FCは首位のG大阪と2―2で引き分け。2位の神戸は4―0で福岡に快勝し、G大阪との勝ち点差を7から5に縮めた。熊本―北九州は後半途中に雷のため中断され、そのまま中止となった。

 かつて怪物と呼ばれた男が国内の舞台に帰ってきた。森本は1―1の後半34分に谷沢に代わって出場。その瞬間、ホームサポーターからは割れんばかりの拍手が送られた。「やっぱり、うれしいというか。Jの舞台が懐かしい気がしました」。

 J2東京Vに所属していた06年7月12日の仙台戦以来、7年ぶりのJのピッチ。その感慨に浸りながらも、試合では最後まで勝ち越しゴールを狙い続けた。終了間際には伊藤のFKを果敢にバックヘッド。これが新天地初戦の唯一のシュートだったが、鈴木監督は「起点にもなったし出来は良かった」と評価した。11分間の短い出場時間だったものの、前線での存在感は光っていた。

 「次はもっと長くやりたい。FWなので得点しないと」。現在、千葉は勝ち点52の4位。J1自動昇格の2位以内へ正念場が続くが、イタリア、UAEと海外で戦ってきた経験を生かし、チームを勢いづける。

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2013年8月26日のニュース