移籍時期で違う違約金　本田とＣＳＫＡの契約は１２月まで

本田の移籍問題

　日本代表ＭＦ本田圭佑（２７）とＣＳＫＡモスクワとの契約は今年１２月３１日で満了する。ＦＩＦＡの規定で契約満了の６カ月前から他クラブと交渉し契約を結ぶことが可能。イタリア紙ガゼッタ・デロ・スポルト紙などによると、ＡＣミランと本田代理人の兄・弘幸氏らが７月３日に会談し、来年１月から年俸２５０万ユーロ（３億２５００万円）の４年契約に合意した。

　今冬移籍の場合は契約満了後なので移籍金はゼロだが、９月２日までの今夏移籍期間に移籍する場合はミランがＣＳＫＡに残り半年の契約を解消するための違約金（移籍金）を支払う必要がある。イタリアなどの報道ではＣＳＫＡが求める移籍金は５００万ユーロ（約６億５０００万円）で、ミラン側の３００万ユーロ（約３億９０００万円）と開きがある。本田が今夏移籍した場合のメリットは欧州ＣＬ。１２月までＣＳＫＡに残って欧州ＣＬに出場した場合は、規程で今季はＡＣミランで同大会に出場できない。