×

ザック御前で奮起!森脇 後半ロスタイムに逆転V弾

[ 2013年8月1日 06:00 ]

<磐田―浦和>試合終了間際、決勝ゴールを決め、槙野(右)と抱き合って喜ぶ浦和・森脇

J1第18節 浦和2―1磐田

(7月31日 エコパ)
 東アジア杯で不完全燃焼に終わった男が浦和に劇的勝利をもたらした。1―1の後半ロスタイム。左サイドを駆け上がった槙野がゴール前へマイナスに折り返す。左45度で受けた森脇が迷わず右足を振り抜くと、シュートは相手DF駒野に当たりゴールに吸い込まれた。リーグ戦2連敗中のチームを救う起死回生の一発。「全員が最後まで諦めなかったからこそ」と殊勲弾に胸を張った。

 「(東アジア杯で)試合に出られなかった悔しさを磐田戦にぶつけたい」と意気込んだ通り、有言実行の活躍。日本代表のザッケローニ監督が視察する一戦で、前半42分に負傷の梅崎に代わって出場した原口は「アップしてなかった」とシュート0本に終わった。槙野も決勝点の場面以外は精彩を欠く中、韓国で脇役に徹した27歳が輝きを放った。それでも「自分はゴールなんかじゃアピールにならない」と、1失点した本職に対して反省も忘れなかった。

 中2日で迎える次戦はホームで古巣・広島と激突。「代表の練習で広島の選手とやって刺激になった。絶対に(リーグ戦で)独走はさせない」と首位撃破へ闘志をみなぎらせた。

続きを表示

2013年8月1日のニュース