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白星スルリ…磐田 終了間際の失点で今季初の連勝ならず

[ 2013年7月14日 06:00 ]

試合終了間際の失点で仙台と引き分け、肩を落とす磐田イレブン

J1第16節 磐田1―1仙台

(7月13日 ユアスタ)
 試合終了の瞬間、ピッチに倒れ込む磐田の選手たち。最後の最後に勝ち点3は手からこぼれ落ちた。「1―0で勝ち切れる試合にしたかったが…。先制点を奪えたように、一歩一歩前進はしている」と話す関塚隆監督(52)の表情も疲労の色が濃い。今季初の連勝、そして12試合ぶりのアウェー勝利はかなわなかった。

 前半は互いに手の内を探り合う静かな展開。だが後半は打って変わり、試合が動いた。先に仕掛けたのは磐田。後半6分、MF小林裕がペナルティーエリアで倒されて得たPKを、エース前田が落ち着いてゴール右隅に流し込んで先制。だが、後半25分過ぎからは仙台の猛攻を受け、前後半合わせて浴びたシュートは21本。そして後半44分、MF角田に同点ゴールを許し、勝ち点3は幻となった。

 6日のC大阪戦と同様に、リードを奪ってからの展開に課題が残った。それでも中断前は浦和、広島、柏と今季のACL出場チーム相手に全敗だったことを考えると、仙台から勝ち点1を奪ったことは価値がある。この勝ち点1が生きるかどうか、中3日で迎えるアウェー鹿島戦が試金石となる。

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2013年7月14日のニュース