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ザック監督 原委員長と居残りW杯キャンプ地探し

[ 2013年6月22日 06:00 ]

コンフェデ杯1次リーグA組 日本―メキシコ

(6月22日 ブラジル・ベロオリゾンテ)
 日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督(60)と日本協会の原博実技術委員長(54)が、22日のメキシコ戦後もブラジルに残り、1年後のW杯本大会に向け連日の“首脳会談”を開催することになった。

 2人はベロオリゾンテ周辺など、ベースキャンプの候補地を視察する。キャンプ地は勝敗を左右する重要な拠点。原技術委員長は「安全性や移動、空港から近いのもポイント」と選定の重要項目を挙げた。コンフェデ杯では「(選手らは)サインをくれとすぐに言われ、気軽に散歩もできなかった。僕もサインを求められた」と明かした上で、「練習場も施設の隣や中にあると良い」と述べた。指揮官とともに実際に候補地に足を運ぶことでベストの選定を目指す。

 視察には矢野通訳も同行する予定で、原技術委員長は「せっかくの機会なので、今後のスケジュールについても話したい」とザッケローニ監督と議論を交える狙いを明かした。「国際経験が足りない」と指摘する指揮官からは、コンフェデ杯の結果を踏まえ「強い相手とアウェーで練習試合をしたいと言っている」とあらためてリクエストを受けた。指揮官が「W杯でも主役を演じたい」という目標に向け、対戦相手の選定や合宿の開催時期など、徹底した今後の強化プランを練り上げる。

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2013年6月22日のニュース