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本田 ロシア杯決勝進出で6・4W杯予選は“ぶっつけ”

[ 2013年5月9日 06:00 ]

ロシア杯準決勝で競り合うCSKAモスクワの本田(中央)

ロシア杯準決勝 CSKAモスクワ2-0ロストフ

(5月7日)
 CSKAモスクワの日本代表MF本田圭佑(26)が6月4日のW杯アジア最終予選オーストラリア戦(埼玉)で“ぶっつけ出場”となることが決定的となった。7日のロシア杯準決勝ロストフ戦で左足首痛から復帰後初めてフル出場し、2―0の勝利に貢献。決勝は6月1日(時間未定)のため、ドイツ杯決勝(6月1日)に進出したシュツットガルトのMF岡崎慎司とDF酒井高徳とともに帰国は試合前日の3日となる。
【W杯アジア最終予選】

 ロストフ戦では延長を含めて120分間を走り切り、ボールに触る回数も多かった。前半32分にはGKに阻まれたものの強烈なFKでゴールを脅かした。完全復活と言える状態だが、日本代表には2月下旬に左足首を痛めてからは合流していないだけに、日本代表のザッケローニ監督は間近で状態をチェックしたかったはず。準決勝敗退なら30日の親善試合ブルガリア戦(豊田ス)で連係を確認できたが、それはかなわなくなった。

 本田は12日にも優勝が決まるリーグ戦と合わせて2冠に王手をかけた。ザッケローニ監督は「数多くのタイトルを取ってほしい」とエールを送っていたものの、何とも複雑な勝利となった。

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2013年5月9日のニュース