Ｇ大阪　逆転残留へ１２・１は総力戦！トップ全員帯同

　“総力戦”で逆転残留だ。Ｇ大阪は２８日、磐田戦（１日、ヤマハ）に向けて、大阪府吹田市内でハーフコートでの紅白戦などを行った。アウェーの地にはベンチ入り１８人だけでなく、ケガで戦線を離脱しているＦＷ佐藤らを含めた全選手、全スタッフの帯同が決定。金森社長は「みんなで頑張ろうということ。総勢７０人ぐらいかな」と明かした。

　左太ももの違和感で別メニューのＦＷレアンドロ、接触プレーで負傷したＧＫ藤ケ谷、左ヒザのケガからの復帰を目指すＤＦ加地も「週末は大丈夫」と明言。松波監督は勝負のポイントに左サイドの攻防を挙げ、磐田の右サイド駒野とマッチアップするＤＦ藤春は「この争いを取った方が、勝ちにつながると思う」と闘志をみなぎらせた。

　練習場にはこの日「全ての力を１つに、最後まで闘い抜こう」と書かれた横断幕が掲げられた。サポーターも含め、一丸となっての戦いで“最終節の奇跡”を起こす。