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広島ドローも首位死守 G大阪は降格圏脱出ならず「4試合に懸ける」

[ 2012年10月27日 16:20 ]

<G大阪―広島>後半、同点ゴールを決める広島・森崎和(右端)

J1第30節 広島1―1G大阪

(10月27日 万博)
 初優勝を狙う首位広島と、降格圏のG大阪がともに勝ち点1を分け合う結果となった。

 攻撃サッカーを掲げる両者の一戦。激しい打ち合いも予想されたが前半は無得点で折り返した。均衡を破ったのはG大阪。後半11分、細かくつないだパスを受けたMF遠藤が相手DF2人に囲まれながらも中央に切り込み、ゴールネットを揺らした。

 残留争い中のチームとの対戦に「残留争いということで、死に物狂いで来るのは分かっていた」と森保監督。先制点を奪われた後は広島がペースをつかみ、同31分にMF森崎和が同点弾。ゴール前での混戦から正面に走り込み、強烈ミドルを決めた。2位仙台も1―1で磐田と引き分けたため、上位に変動はなかった。

 G大阪は勝ち点を33に伸ばしたが、前節15位の大宮が4―1で柏を下したため、降格圏を抜け出せず。松波監督は「残り4試合に懸けていきたい」と力を込めた。

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2012年10月27日のニュース