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神戸 踏ん張った!“傷だらけ”の勝ち点1

[ 2012年10月21日 06:00 ]

<清水・神戸>試合後、岩波と握手をかわす神戸・西野監督

J1第29節 神戸1-1清水

(10月20日 アウスタ)
 大幅戦力ダウンの神戸が勝ち点1を死守した。前半13分にDF相馬が利き足と逆の右足で強烈ミドルを放ち先制。その後は清水の激しい攻勢にさらされたが、反則覚悟の全員守備でFKからの1失点にとどめた。

 大久保、田代、野沢、伊野波ら主力6人が負傷離脱し、北本は出場停止。このピンチを救ったのがJデビューの18歳の岩波だった。センターバックとして冷静に相手のクロスを跳ね返すと、ボールを持っても正確なキックで攻撃の基点になった。11年のU―17W杯で日本代表主将を務め、U―19日本代表にも選出された神戸育ちのDFは「Jでも通用すると思った。スタートラインに立てたと思います」と振り返った。

 次節の川崎戦(27日、ホームズ)では主力たちも戻ってくる。崖っぷちでつかんだ勝ち点1が今後の残留争い勝ち残りに生きてくるはずだ。

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