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沢に並んだダメ押し弾!田中陽 大会5得点目で初4強!

[ 2012年8月30日 21:45 ]

韓国に勝利し、木下(左)と抱き合って喜ぶ田中陽

U―20女子W杯準々決勝 日本3―1韓国

(8月30日 国立)
 沢に並ぶ一撃で、2年前のリベンジを果たした。ヤングなでしこのMF田中陽子(19)が2―1と1点リードの前半37分に勝ち越しゴール。10年のU―17女子W杯決勝で敗れた韓国を下し、史上初の4強進出を決めた。田中陽は今大会通算5得点目で、世界大会での5点は11年W杯の沢穂希(33)に並ぶ歴代2位タイとなった。

 各世代の代表で中心メンバーだった田中陽は、2年前の敗戦を忘れられなかった。「勝ったときの相手(韓国)の表情は今でも覚えています」と話すほど悔しい一戦だっただけに「なにがなんでも勝つことを意識した」と気合十分だった。

 前半8分にMF柴田が先制点を決めるなど終始ヤングなでしこのペースで試合が動いた。追い付かれてもすぐに勝ち越し。2―1となり、もう1点欲しい前半37分にエースがしっかりと仕事をした。「(アシストの)高木と話し合っていた。予想通りにできて良かった」と、してやったりのダメ押し弾だった。

 後半途中から左サイドバックに入るなど器用さも見せたが「裏を取られたり全然ダメでした。もっとやらなきゃと思います」と反省。ここまで4戦連続ゴールにも表情を引き締め、「優勝目指します」と力強く言い放った。

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2012年8月30日のニュース