美南は「長友＋清武」のイメージで韓国にリベンジだ

笑顔でボールを追う田中美

Ｕ―２０女子Ｗ杯準々決勝 日本－韓国

（8月30日 国立）
　右ＭＦで先発濃厚な田中美は「（敗戦した）あの思いは忘れたことはない」と韓国にＰＫで敗れた１０年のＵ―１７女子Ｗ杯決勝のリベンジに燃える。

　カウンター攻撃を得意とする韓国に対抗するには、サイドの攻略が必要で「１対１で抜けるのが一番いい。ワンツーだったり、中に切れ込んでシュートする練習をしているので、うまく出せれば」とイメージを膨らませた。

　好きな言葉には日本代表ＤＦ長友の「今を全力でできないやつに先や未来を語る資格はない」を引用する１８歳。プレーでも日本屈指のサイドバックをお手本にしているが、尊敬する選手には同じポジションの日本代表ＭＦ清武を挙げる。「長友＋清武」のイメージを描き、韓国陣に切れ込んでいく。