日本　スペイン五輪代表の親善試合に偵察派遣

　日本協会はスペイン五輪代表の親善試合に偵察部隊を送り込む方針を固めた。スペインは１３日にセネガル（マスパロマス）、１８日にメキシコ（カディス）と国内でテストマッチを行う。

　原技術委員長は「Ｕ―２３日本代表（五輪代表）のスタッフが先乗りして１３日の試合を視察する。１８日は日本も試合をするので別の人間が行くことになる」と明言した。

　スペインは欧州選手権優勝メンバーのジョルディ・アルバ、マタらを筆頭に大半の選手が欧州の主要リーグのクラブで主力を張る優勝候補。関塚ジャパンは真っ向勝負を挑んでも分が悪いだけに、徹底研究してウイークポイントを探す考えだ。日本協会は欧州選手権の準決勝、決勝を視察したＡ代表のザッケローニ監督からも情報を吸い上げるなどあらゆる手段を尽くして情報収集する。