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清水のロマーリオになれ!ゴトビ監督 大前に「危険な動き」期待

[ 2012年6月2日 14:45 ]

6日の札幌戦で指揮官にゴールを期待された大前(中央)

 清水が“0トップ”システムで勝負に出る。6日のナビスコ杯・札幌戦(厚別)に向けて1日、アフシン・ゴトビ監督(48)はミニコートでの紅白戦を行い、新布陣をテスト。システムはいつも通りの4―3―3ながら、FWは右から石毛秀樹(17)、大前元紀(22)、高木俊幸(21)と小柄でスピーディーな3人を並べ、前線が相手DFの裏を狙い続ける実質“0トップ”だ。

 ゴトビ監督は「なんと言われようが、3人のストライカーがいる布陣」とシステムの変更ではないことを強調する。「元紀は自由に、ゴールへの危険な動きを期待したい。(元ブラジル代表FW)ロマーリオは小さいが、多くのヘディングでゴールを奪っている」と話す。「トライするにはいい機会」とナビスコ杯・札幌戦で採用するもくろみだ。

 大前は「サイド(FW)より自由にできる。(ポジションは)引いてタイミングを取ったり、裏を走るなど、単純なことを続けたい」と歓迎した。

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2012年6月2日のニュース