ＦＫ＆ＣＫ解禁！遠藤「黄金の右足」でメモリアル弾狙う

森本（右）にビブスを渡す遠藤

Ｗ杯アジア最終予選グループＢ 日本―オマーン

（6月3日 埼玉）
　右内転筋痛のため、昨季の国際ＡマッチでＦＫ、ＣＫを自重していた遠藤がメモリアルな一戦で封印を解く。

　３日のオマーン戦に出場すれば、国際Ａマッチ通算１１６戦目、ＧＫ川口（磐田）と並ぶ歴代２位の大記録だ。「個人的な記録はチームに関係ない。感謝の気持ちは常に持っていますけどね」と平静を装うが、特別な一戦であることには変わりない。

　守備的な戦い方が予想されるオマーンに対する攻撃面で鍵となるのがセットプレーだ。遠藤は「キッカーは、ノープレッシャーで蹴ることができますからね。凄く大きな選手がいるわけでもないし、キッカーはいいボールを蹴りたい」。ＦＫで得点すれば、１０年Ｗ杯南アフリカ大会のデンマーク戦以来。メモリアル試合で「黄金の右足」を復活させる。