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ザック オマーン戦“イタリア式守備”でカウンター対策

[ 2012年5月31日 06:00 ]

ウォーミングアップで、ザッケローニ監督(左端)を前に、中村、岡崎、本田、吉田がボールを追う

W杯アジア最終予選グループB 日本―オマーン

(6月3日 埼玉)
 日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督(59)が、6月3日のW杯アジア最終予選初戦(埼玉)の相手オマーンのカウンター対策に乗り出した。

 埼玉県内で合宿中の日本代表は30日、非公開で練習を行い、指揮官は相手の情報を個々に伝授しながら、守備の整備を徹底。イタリア式・カテナチオならぬ「ザクナチオ」で勝利をたぐり寄せる。

 ザッケローニ監督が本格的にオマーン対策に着手した。この日は今合宿最長2時間30分を使ってたっぷり陣頭指揮。「W杯予選で簡単な試合は一つもない」と語気を強める指揮官は、オマーン選手個々の特徴を選手に通達。守備陣にはカウンターのリスクマネジメントを厳命した。

 選手間でもウズベキスタン戦の敗因を再確認したもようで、今野は「リスク管理を徹底したい」とサイドバックやボランチ選手と連動することを主眼に置いている。3連敗は許されない最終予選初戦。イタリア人指導者に導かれた日本代表は「カテナチオ」ならぬ「ザクナチオ」を敷き、オマーン攻撃陣をがんじがらめにする。

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2012年5月31日のニュース