五輪への手応え得られず　関塚監督表情厳しく「同じような形で失点重ねた」

エジプトに敗れ、ベンチで頭を抱える東（手前）

　サッカー男子のトゥーロン国際大会は２７日、フランスのルラバンドゥなどで１次リーグＡ組最終戦を行い、日本は２―３でエジプトに敗れ、１次リーグ敗退に終わった。

　３試合を通じて改善されなかったサイド攻撃への対処など課題は山積。関塚監督は「同じような形で失点を重ねた。（１次リーグを突破して）５試合やりたかった。五輪本大会へ、やってきたことの精度を高めたい」と話したが、五輪で“やれる”という実感は得られず、指揮官の表情はかなり厳しかった。