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日本、エジプトに2-3で敗れ1次リーグ敗退

[ 2012年5月28日 02:50 ]

<日本・エジプト>前半、ドリブルで攻め込む宇佐美

トゥーロン国際大会1次リーグ 日本2-3エジプト

(5月28日 フランス・ルラバンドゥ)
 トゥーロン国際大会は27日、フランスのルラバンドゥなどで1次リーグA組の最終戦を行い、日本は宇佐美が2ゴールを決めたものの、2-3でエジプトに敗れた。日本は1勝2敗の勝ち点3でA組最下位となり、1次リーグ敗退が決まった。
【試合結果 トゥーロン国際大会】

 日本は宇佐美(バイエルン・ミュンヘン)や高木(ユトレヒト)らが先発。25日のオランダ戦からは先発1人を入れ替え、比嘉(横浜)に代えて酒井(シュツットガルト)を起用した。

 日本は前半31分、自陣ゴール前での混戦、バックパスをGK安藤がキャッチしたとファウルをとられ、エジプトに間接FKを与える。これをアフマド・イードに決められ、先制点を奪われた。
 
 さらに前半37分、エジプトがゴール前に入れた右クロスへの守備の対応が乱れ、マルワン・モフセンに決められ2失点目。日本は2点のビハインドを背負い、後半へ。

 後半開始1分、日本がいきなり反撃。ロングボールを後半から投入された大津が落とし、宇佐美がエリア外から右足でシュート。ゴールネットを揺らし、1点を返す。

 さらに後半8分、斎藤の左FKからゴール前こぼれ球に宇佐美が反応、2点目のゴールを奪い、日本は同点に追いついた。

 しかし後半32分、次の1点を奪ったのはエジプト。右FKをゴール前に入れると、サラ・スリマンが高い打点のヘディングシュートをゴールに叩き込み勝ち越した。

 1次リーグ突破へ逆転勝利を目指し、攻め込む日本だが、時間は刻々と過ぎていった。そしてロスタイム4分も消化し、試合終了のホイッスル。日本は2-3で敗れ、1次リーグ敗退が決まった。

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2012年5月28日のニュース