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早くも風間イズム浸透 憲剛「自分のパスの質が明らかに変わった」

[ 2012年5月4日 09:09 ]

<川崎F・磐田>就任2戦目で初勝利を収めた川崎F・風間監督(正面)はイレブンの輪に加わり笑顔を見せる
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J1第9節 川崎F4-3磐田

(5月3日 等々力)
 川崎Fは4―3で磐田に競り勝ち、ホーム等々力での連敗を3で止めた。4得点以上は5ゴールを決めた昨年6月15日の大宮戦以来。最後は冷や汗をかいたが、超攻撃的スタイルを掲げる風間八宏監督(50)が指揮を執ってわずか2試合目で手応えをつかむ大量得点となった。

 4月24日に指導を始めてわずか10日。采配2試合目で結果を出した。中村が「(指導を受けてから)ボールを受けてから(ボールを)置く位置や、自分のパスの質が明らかに変わってきている。練習でやったことがそのまま出て、ビックリしている」と興奮気味に指摘したのは後半17分の決勝点。ハーフウエーライン付近、右サイドから中村がDFラインの裏へ超ロングスルーパス。ボールを受けた矢島が落ち着いて決めた。紅白戦でも同じ形でのゴールがあった。風間スタイルの浸透を印象付けた。

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