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川崎F 風間新体制の象徴は「CB稲本」支配率アップ狙う

[ 2012年4月26日 06:00 ]

 新生フロンターレの象徴は「センターバック(CB)稲本」だ。川崎Fは25日、川崎市内で初めてフォーメーション練習を行い、風間八宏新監督は、ボランチが本職の元日本代表MF稲本潤一(32)をCBで起用した。

 指揮官は「まだ、どうするか決めてない」と前置きしたものの、稲本のボール支配力を高く評価。支配率アップを図るために「イナ(稲本)はしっかりつなげる」とDFラインから前へボールを供給するシステムをテストした。稲本自身は「(CBは)ほとんど記憶がない」と苦笑いしたが、「風間さんみたいなサッカーならやりがいがある。起点になるプレーを意識している」と前向きだ。

 この日は2部練習を敢行。初采配となる28日のホーム・広島戦へ向け、指揮官は「ボールが動くようになってきた」と手応えをつかんでいた。

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2012年4月26日のニュース