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純損益2億超え…鹿島 震災被害の影響で5期ぶり赤字

[ 2012年4月26日 06:00 ]

 鹿島は25日の株主総会で、昨年度(11年2月~12年1月)の収支決算を承認し、純損益が約2億2000万円の赤字となったと発表した。東日本大震災で被害を受けた影響もあり、赤字は06年度以来5期ぶり。

 震災で一部が損壊したクラブハウスや練習グラウンド、選手寮の修繕費に約4600万円を要し、ホームでのリーグ戦の入場者数は1試合平均で約4800人減少。グッズの売り上げも落ち込み、井畑社長は「事実を受け止めないといけない。入場料収入を増やすことが一番の課題となる」と語った。また、住友金属会長で関西経済連合会前会長の下妻博氏が取締役として経営陣に加わった。

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2012年4月26日のニュース