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ザック監督 五輪組を高評価 酒井のW杯予選招集を熱望

[ 2012年4月26日 06:00 ]

ザッケローニ監督(左)は(右から)酒井、原口、駒野、清武にアドバイスをおくる

練習試合 日本代表候補5-1明大

(4月25日)
 サッカーの日本代表候補は合宿最終日の25日、千葉県内で明大と練習試合を行い5―1で勝利。U―23日本代表勢が活躍し、アルベルト・ザッケローニ監督(59)はDF酒井宏樹(22=柏)を高く評価した。
【日本代表日程 合宿メンバー】

 MF清武に加え酒井もトゥーロン国際大会(5月23日~6月1日)ではなく、6月からのW杯最終予選に招集される可能性が浮上した。

 指揮官の視線に飛び込んできたのは、酒井、清武、原口らロンドン五輪世代だった。ザッケローニ監督はこの日、最終予選のオプションと期待する3―4―3を90分間にわたりテスト。後半から出場し、積極的なプレーで得点に絡んだ酒井、清武、原口について「彼らは今日の日本サッカーを代表し、あすの日本サッカーを背負って立つ存在」と絶賛した。

 指揮官は酒井を3―4―3のキーマンとして期待しており、この日の練習試合でその評価をさらに高めた様子。24歳以上のオーバーエージ枠などで所属クラブと協会での綱引きが激化するなか、欧州のビッグクラブも熱視線を送る右サイドバックの今後にも大きな注目が集まる。

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