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韓国2トップ止める!森重 ザック監督に代表入りアピール

[ 2012年3月20日 06:00 ]

ACL蔚山戦に向け調整するFC東京の森重

ACL1次リーグF組 FC東京―蔚山現代

(3月20日 国立)
 アジアチャンピオンズリーグ(ACL)は20日、各地で1次リーグ第2戦が行われ、F組首位のFC東京は国立に蔚山(韓国)を迎える。この一戦を視察する日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督(58)の前で、DF森重真人(24)が代表入りを猛アピールする。

 W杯アジア3次予選にも予備登録された森重にとって、相手に不足はない。蔚山はKリーグで開幕3連勝中。迫力満点の前線には昨季までG大阪でプレーした李根鎬(イ・グノ)、1メートル96のキム・シンウクという韓国代表コンビ、中盤には08年の大分時代に同僚だった家長もいる。「味方だったときは頼もしかったけど…」と森重。だが、その難敵を抑えれば、評価は不動のものとなる。

 ポポヴィッチ監督が前日会見で「最高の相手だが、FC東京も一歩も引けを取らない」と強気に言えば、森重も「自分たちのペースで相手の出方を見極めて戦いたい」と話す。

 高い技術に裏付けられたエレガントなプレーで、ザッケローニ監督からはACミランの元イタリア代表DFに重ねて「和製ネスタ」と評されている。アジア屈指の強豪相手に、森重が真価を発揮する。

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