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因縁のザックVSジーコ 来年アウェー戦は「ドーハの悲劇」舞台?

[ 2012年3月10日 11:52 ]

W杯アジア最終予選の組み合わせが決まり、取材対応するザッケローニ日本代表監督

 14年W杯ブラジル大会アジア最終予選の抽選会が9日に行われ、日本はオーストラリア、イラク、ヨルダン、オマーンと同じB組。日本代表のザッケローニ監督(58)とイラクを率いる元日本代表監督のジーコ監督(59)の対決が実現することになった。

 日本は9月11日に埼玉で、来年6月11日にアウェーでイラクと対戦。因縁の対決には因縁のピッチも用意される。日本協会の小倉純二会長によれば、アウェー会場としてカタールのアルアリ競技場が浮上した。現在、FIFAでは政情不安のイラク国内での試合開催を認めておらず、W杯3次予選もカタールで開催された。アルアリ競技場といえば、93年10月の「ドーハの悲劇」の舞台。日本が、イラク戦の土壇場で同点とされ、94年W杯米国大会の道を閉ざされた場所だ。これも運命のイタズラかもしれない。

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