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ザック監督 6月の3戦を重視「期末テストの前日の気持ち」 

[ 2012年3月9日 19:02 ]

W杯アジア最終予選の組み合わせが決まり、報道陣の質問に答えるザッケローニ監督

 W杯アジア最終予選の組み合わせが決まり、オーストラリア、イラク、ヨルダン、オマーンと同じB組に入った日本代表のザッケローニ監督は「学校の期末テストを受ける前日のような気持ち。しっかり準備はできているので、そのときを待つだけ」と心境を語った。

 オーストラリアとは昨年1月のアジア杯決勝、ヨルダンとは同じくアジア杯の1次リーグで対戦しており「情報は持っている。(6月の3試合は)大切なシリーズになる」と話した。

 ▼小倉純二・日本サッカー協会会長の話 ジーコさんとやれるのはうれしい。6月の3試合が勝負。そこでうまく勝ち点をかせげれば。オーストラリアと中東だが、アウェーは(来年6月の)イラク以外は涼しい時期にやれる。

 ▼原博実・日本サッカー協会強化担当技術委員長の話 最初のホーム2連戦が最も大事。シーズンが終わったばかりの欧州組がコンディションを合わせられるか。

 ▼ジーコ・イラク代表監督の話 日本とオーストラリアが一歩リードしているが、イラクの選手たちを信じている。日本の情報は得ている。できれば日本と一緒に本大会へ進出したい。

 ▼モレッティ・オーストラリア代表チームマネジャーの話 アジア・カップの借りを返すことよりも、W杯最終予選であることの方が強い動機づけになる。全部勝ちたい。

 ▼アルブサイディ・オマーン・サッカー協会会長の話 日本はアジアサッカー界のリーダー。初戦で日本に乗り込めるのは光栄だ。厳しい組だが精いっぱい戦う。

 ▼ハマド・ヨルダン代表監督の話 素晴らしい選手が多い日本はアジア最強で、本大会進出の可能性は高い。ただ、ヨルダンの選手も経験を積み、自信を深めてきた。

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2012年3月9日のニュース