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豪州 Jリーグ選手が得点源、ベテラン統率の守備に弱さも

[ 2012年3月9日 18:02 ]

 14年W杯アジア最終予選の組み合わせ抽選が9日に行われ、5大会連続5度目のW杯出場を目指す日本はオーストラリア、イラク、ヨルダン、オマーンと同じB組に入った。

 日本の強敵となるオーストラリアは3次予選を5勝1敗のD組首位で通過。ホームでは3戦全勝の9得点と無敵ぶりを発揮した。昨季J1得点王に輝いた名古屋のFWケネディがチーム最多の4得点をマークし、最終戦で2得点した清水のFWアレックスが通算3得点で続いた。

 最終戦では2失点するなど、GKシュウォーツァーとDFニールのベテラン2人が統率する守備が個人技での揺さぶりに弱さをのぞかせた。攻撃は昨年のアジア・カップまで主力だったキューウェルやケーヒルらの出番が減り、右サイドのホルマンや司令塔ジェディナクらが主軸に成長した。

 アウェーでの強化試合が多く、昨年3月にはドイツを2―1で破った。最終予選開幕直前の6月2日にはデンマークと、8月にはスコットランドと対戦予定だ。

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2012年3月9日のニュース