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沢不在に燃えた宮間「私たちでは戦えないと思わせたくなかった」

[ 2012年3月6日 09:22 ]

アルガルベ杯<日本・米国>後半38分、決勝ゴールを決めた高瀬(右から2人目)はイレブンの祝福を受ける 

アルガルベ杯1次リーグ最終戦 日本1-0米国

(3月5日 ファロ)
 なでしこジャパンが1986年7月の初対戦から、26戦目で米国に初勝利。佐々木監督は“歴史的勝利”に「チーム全体が意識を合わせ、いいサッカーができた。パワー、スピードへの対応が現時点でできた結果、勝てた」と振り返った。

 立ち上がりから日本らしいパス回しで主導権を握った。後半は縦へのロングボール攻撃を多用した米国に押し込まれたが、集中力を切らさず。同39分、キッカーの宮間が「みんないい入り方だった。いけると思った」と振り返る会心のセットプレーから高瀬が頭で決勝点を奪った。

 大黒柱の沢は、この日朝に欠場が決定。しかし選手に動揺はなく、穴を埋めた田中は「沢さんの代わりではなく、自分のプレーで貢献しようと思った」。宮間主将も「私たちでは戦えないと思わせたくなかった」と力強く話した。

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2012年3月6日のニュース