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U―20女子W杯 福島での開催断念

[ 2012年3月5日 19:57 ]

 日本サッカー協会の田嶋幸三副会長は5日、日本で8月に開幕するU―20(20歳以下)女子ワールドカップ(W杯)について、検討していた福島県あづま総合運動公園での開催を断念し、国際サッカー連盟(FIFA)には宮城スタジアムなど5会場での開催を提案していることを明らかにした。

 会場はほかに、東京・国立競技場、さいたま市駒場スタジアム、新潟市陸上競技場、神戸ユニバー記念競技場。同副会長は「福島はさまざまな観点から考え、本大会の会場には入れない」とし、必要な施設の改築などに1億円以上の費用がかかることなどを理由に挙げた。

 また同副会長は日本の壮行試合を8月13日に、福島県あづま総合運動公園で実施する計画と、日本が宮城スタジアムで8月19日に開幕戦を行うことが有力になっていることを明らかにした。

 FIFAによる競技場などの視察は6~11日に行われ、1次リーグの組み合わせ抽選は6月上旬の予定。

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2012年3月5日のニュース