×

J2 京都が優勝争いの中心 3~6位は昇格懸けプレーオフ

[ 2012年3月3日 17:33 ]

 J2は4日に開幕する。町田、松本の参入で22チームになった今季は、2位まではJ1に自動昇格。今季から3つ目の昇格の座を懸けて、3~6位によるプレーオフが実施される。

 優勝争いの中心は京都。昨季終盤のリーグ6連勝、天皇杯準優勝などで活躍した主力の多くが残り、持ち味の攻撃的なパスサッカーは今季も健在。日本代表に選ばれたFW久保にも注目したい。

 J1から降格した甲府はハーフナー(フィテッセ)ら前線の主力が抜けた。それでも地力はありそうで、経験豊富な城福監督の下で立て直しを図る。

 東京VはMF中後ら実力者の獲得で顔触れを刷新し、プレシーズンの練習試合も好調で、昨季のような序盤でのつまずきがなければ、昇格争いに加わりそうだ。千葉はDF山口智ら、各ポジションを効果的に補強し、3季ぶりのJ1復帰を目指す。

 J1からの降格組の福岡と山形にもチャンスは十分にある。昨季4位の徳島は、かつて大分や山形をJ1に導いた小林監督の手腕に託す。町田や松本はどこまで上位に食い下がれるか注目。

 下位に沈めば日本フットボールリーグ(JFL)に落ちる可能性もあり、終盤まで緊張感ある試合が期待できそうだ。

続きを表示

2012年3月3日のニュース