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Jリーグが暴力団排除宣言 大東チェアマン「断固闘う」

[ 2012年2月14日 16:51 ]

 Jリーグは14日、東京都内で加盟クラブや審判員、日本プロサッカー選手会などの代表が参加して「暴力団等排除宣言」をした。

 最近、欧州、アフリカ、アジアなどでサッカーの八百長事件が発生したことを踏まえた。大東和美チェアマンは「八百長事件の背後には犯罪組織がいる。闇の組織が入り込まないよう、断固闘う」と決意表明した。

 暴力団対策として、Jリーグは昨年から電話相談窓口を設置し、世界中の賭博サイトを監視している。

 同席した警視庁の樋口建史警視総監は「他のスポーツ界と同様、Jリーグも暴力団にとって魅力ある対象。一度でも交際すると『ばらすぞ』と脅す」と指摘。

 選手会の藤田俊哉会長は「子どもたちに夢、希望、感動を与えるには、ピッチの内外でクリーンな姿勢を貫く必要がある。選手会一丸となって排除宣言をしたい」と話した。

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2012年2月14日のニュース