関塚ジャパン大きな誤算「選手入れ替えもある」

　体調不良でＵ―２３日本代表候補から離脱しているＭＦ清武弘嗣（２２＝Ｃ大阪）が、同代表のグアム合宿を回避する可能性が高まった。

　清武は集合日の１４日に発熱が判明。日本に残って静養を続けているが、「扁桃（へんとう）炎」と診断され、１７日時点でも平熱に戻っていない。

　２月５日のシリア戦は大一番だ。五輪アジア最終予選Ｃ組で勝ち点９の日本は１位を走っており、勝ち点６で２位につけるシリアに勝てば五輪切符獲得に大きく近づく。日本代表の活動を優先し昨年１１月の２試合は招集を見送られ、同年９月以来の招集となった清武の合宿不参加は、関塚ジャパンのチームづくりにとって大きな誤算。さらに回復が遅れた場合はエース抜きでの戦いを強いられる可能性も出てきた。

　グアム合宿終了後の２３日にシリア戦のメンバーが発表され、２５日から直前合宿地ドーハに入る。関塚監督は合宿前に「場合によってはグアム合宿後の（選手）入れ替えもある」と話していたが、メンバー編成に頭を悩ますことになりそうだ。