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名古屋 永井2発報われた!PK戦制し8強入り決める

[ 2011年12月22日 06:00 ]

<名古屋・柏>延長前半、勝ち越しゴールを決め、両手を広げ喜ぶ永井

天皇杯4回戦 名古屋3-3(PK9-8)柏

(12月21日 瑞穂陸)
 緊迫したPK戦。名古屋は10人目のダニルソンが決め、ピッチ上で歓喜の輪が出来上がった。J1優勝を最終節まで争った柏に後半途中まで2点をリードされた。しかし後半開始から投入されたU―22日本代表FW永井が流れを変えた。後半32分、ミドルシュートを突き刺すと、同点の延長前半6分にはGKの頭上を越す技ありのループ弾。2得点の活躍に「勝つために送り出されたので、結果を残せてよかったです」と声を弾ませた。

 FWケネディ、DF闘莉王の主力2人を欠いた中、総力戦で勝利をつかんだ。PK戦の9人目に登場したGK楢崎は、過去にPKのキッカーを務めたことは「記憶にない」というが、「練習よりうまくいった」と振り返った。リーグ連覇は逃したが残されたタイトルに向け、名古屋が最大の難関を突破した。

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2011年12月22日のニュース