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勝てば1差、負ければ…ピクシー 大一番へ「100%以上」指令

[ 2011年10月14日 17:27 ]

G大阪戦に向け、調整する永井(右端)ら名古屋の選手たち

 J1連覇を目指す名古屋は15日、ホームで首位のG大阪と対戦する。優勝の行方を左右する大一番に備えてチームは14日、愛知県豊田市内で調整した。

 名古屋は勝ち点53で、G大阪と4差の3位。勝てば肉薄するが、負ければ残り5試合で勝ち点差7となり、連覇が遠のく正念場。ストイコビッチ監督は「選手は百パーセント以上を出してほしい」と力を込める。

 代表組のケネディ、藤本が合流し、左脚故障のダニルソンも戦列に復帰する見込み。J1での対戦成績は18勝3分け22敗だが、2008年以降は5勝1分け1敗。8月のアウェーでの対戦は2―2で引き分けた。

 今季は連敗こそないが、2日の第28節は清水に、9日のナビスコ杯準決勝では鹿島に敗れた。16試合連続負けなしだった一時期の勢いはない。それでも藤本は「G大阪は失点が多く、チャンスはある。内容より結果がすべて」と必勝を誓った。

 入場券は前売りで完売。地元サポーターもスタンドをチームカラーの赤に染めて後押しする。主将の楢崎は「緊張感を楽しんで、サッカー選手として喜びを感じたい」と静かに闘志を燃やした。

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2011年10月14日のニュース