×

相手の大胆な戦略にはまったアルゼンチン GK以外先発10人入れ替え

[ 2011年10月13日 08:16 ]

W杯南米予選第2節 アルゼンチン0―1ベネズエラ

(10月11日)
 ブラジルW杯南米予選第2節の4試合が11日に行われ、アルゼンチンがアウェーで格下のベネズエラに敗れる波乱があった。過去18回の対戦は全勝だったが、今夏の南米選手権で4位に入るなど急成長の相手に0―1で予想外の苦杯。主将に就任したFWリオネル・メッシ(24=バルセロナ)が早くも試練を迎えた。

 相手の大胆な戦略にはまった。ベネズエラは消耗が激しいアウェーの高地キトで行われた7日のエクアドル戦で主力を温存して国内組を起用。この日の試合ではGKベガを除く先発10人を入れ替え、ベストメンバーをぶつけてきた。

 先発9人が7日のチリ戦と同じだったアルゼンチンとのコンディションの差は大きく「疲労には気付いていた。後半はボールを奪うのが大変だったから」とメッシ。調整万全の主力組が相手だったとはいえ、南米選手権準々決勝敗退に続いてアルゼンチンの地盤沈下をうかがわせる屈辱的な結果となった。

続きを表示

2011年10月13日のニュース