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ザック監督 欧州組から新戦力チェック!宮市、乾ら視察

[ 2011年10月13日 06:00 ]

 日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督(58)が14日から約2週間、日本人選手の視察のため、ドイツ、イタリア、英国などを中心に欧州行脚することになった。

 前日(11日)のタジキスタン戦に8―0と圧勝し、W杯アジア3次予選突破に王手をかけた。最終予選進出が濃厚となったことで、新戦力の発掘にも乗り出すことになった。

 日本サッカー協会の原博実技術委員長は「できる限り、いろんな場所を回る。(監督は)選手の練習も行ければ、という話をしていた」と説明。試合だけでなく、練習もチェックすることで、選手の能力を正確に把握したい考えだ。日程に余裕があれば、右膝半月板損傷のため長期離脱しているCSKAモスクワのMF本田の元へ足を運ぶ可能性もあるという。

 また関係者は「今まで代表に選ばれている選手はほとんどが視察対象になる」と話した。W杯アジア予選に予備登録されながら未招集の“金の卵”アーセナルのFW宮市や、ボーフムのMF乾ら若き才能を視察する可能性も高い。順調にW杯3次予選を突き進むザックジャパンが、戦力のさらなる上積みを目指し、ギアを上げる。

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2011年10月13日のニュース