清武「呼ばれていない人もいるので」原口「言葉で言うタイプじゃないんで」

前日試合組の（左から）清武、鈴木、山村、東、比嘉は軽めの調整で笑顔を見せる

Ｕ―２２日本代表合宿

　ザック魂を関塚ジャパンに注入する。Ｕ―２２日本代表は１５日、ロンドン五輪最終予選初戦マレーシア戦（２１日、鳥栖市ベアスタ）に向け、直前合宿を熊本市内でスタートした。

　Ｗ杯３次予選の北朝鮮戦とウズベキスタン戦を経験したＭＦ清武弘嗣（２１＝Ｃ大阪）、ＧＫ権田修一（２２＝Ｊ２ＦＣ東京）、ＦＷ原口元気（２０＝浦和）は日本代表で学んだ教訓を五輪切符獲得に生かす覚悟だ。

　「Ａ代表の練習での姿勢とか、自分が先頭に立ってやっていきたい。モチベーションを高めていかないと。呼ばれていない人もいるので、呼ばれる限り出続けたい」と話したのは清武。原口は「言葉で言うタイプじゃないんで、プレーで示せたら」。権田は「メンバーの顔を見たら、始まるなという気持ちになった。１日１秒無駄にせず、チームを成熟させたい」とあらためて五輪出場に照準を合わせた。