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清武&原口&権田 五輪切符へ“A魂”伝授

[ 2011年9月16日 06:00 ]

前日試合組の(左から)清武、鈴木、山村、東、比嘉は軽めの調整で笑顔を見せる

U―22日本代表合宿

 ザック魂を関塚ジャパンに注入する。U―22日本代表は15日、ロンドン五輪最終予選初戦マレーシア戦(21日、鳥栖市ベアスタ)に向け、直前合宿を熊本市内でスタートした。

 W杯3次予選の北朝鮮戦とウズベキスタン戦を経験したMF清武弘嗣(21=C大阪)、GK権田修一(22=J2FC東京)、FW原口元気(20=浦和)は日本代表で学んだ教訓を五輪切符獲得に生かす覚悟だ。

 ザックジャパンの3人が勝負の厳しさを伝える。この日の練習では、清武、原口ら前日試合に出場した選手はリカバリーに専念したが、A代表3人はすでに五輪モードに切り替わっていた。

 3人がフィードバックしようとしているのはアジア予選の経験。W杯予選では格下の北朝鮮に大苦戦。ウズベキスタンとはドロー。清武はピッチで、原口と権田はベンチで、アジア予選は簡単に勝てないことを痛感した。原口は「予選の厳しさ、簡単にはいかないので、強い気持ちを見せていけたら」とメンタルの重要性を強調。自ら引っ張っていく決意を示した。

 「マレーシア戦に向けて、しっかりやっていきたい」と清武。世界の舞台に立つために、日本代表での苦い経験を関塚ジャパンに注入する。

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2011年9月16日のニュース