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浦和 柱谷GM電撃解任!“黄金期”再興へ

[ 2011年9月12日 06:00 ]

<浦和・山形>試合終了後、「浦和の未来は選手と俺達の覚悟で決まる」と書かれた横断幕を掲げるサポーターを背にガックリの浦和イレブン

J1第25節 浦和0―1山形

(9月11日 埼玉)
 浦和はホームで山形に0―1で敗れ、4戦連続勝ちなしとなった。試合後には、柱谷幸一GM(50)を電撃解任。後任は06年から3年間、強化部長を務め、黄金期を築いた山道守彦総務部長(48)で12日付で就任することを発表した。

 14位に低迷する浦和が11日深夜にGM交代の大ナタをふるった。前半2分の失点を取り返せないまま山形に0―1で敗戦を喫した試合後、橋本光夫社長(62)が柱谷GMを呼び出し、その席で更迭を伝えた。

 「残りのシーズンを一丸となって戦うために、チームのコミュニケーションをさらに強化しないと大変なことになる。私自身は試合前にその判断を決めていた。試合後、柱谷さんに伝えて納得してもらった」と橋本社長。後任には06年から3シーズンにわたって強化部長を務め、07年にACL制覇を果たすなど黄金期を築いた山道総務部長が12日付で就任することもあわせて発表した。今季就任したゼリコ・ペトロヴィッチ監督(45)に関しては続投させ、チームを挙げて支えることを再確認。「そうしないと逆に混乱が起きる」とした。

 柱谷GMは09年12月にGMに就任。山形など3チームで監督を務めた経歴を買われ手腕を期待されたが、結果が伴わず。志半ばでチームを去ることになった。

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