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台風を想定したザック監督 ハーフナーにセットプレーの威力期待

[ 2011年9月1日 11:49 ]

 W杯アジア3次予選の日本代表に追加招集されたFWハーフナー・マイク(24=甲府)は194センチの長身ながら足元の技術も高いが、本田の代役として司令塔を任せられる選手ではない。2日の北朝鮮戦は台風12号の影響で大雨が予想されるため、重要度の増すセットプレーでの威力を考慮した抜てきとみられる。

 ハーフナーは甲府では単純なポストプレーだけでなく、自身より相手ゴールに近い味方選手へつなぎのパスを出す役割も担う。とはいえ、類いまれな創造性と多彩なパス技術で得点機を紡ぎ出す本田とはプレースタイルが大きく異なる。

 香川(ドルトムント)は大雨に見舞われた8月31日の練習後に「これだけ降ったら視界も悪い。セットプレーが大事になる」と話した。日本のパスワークが十分には発揮できないピッチ状況で、北朝鮮の誰よりも長身のストライカーは武器になる。

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2011年9月1日のニュース