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川澄「ゲーム中に修正を」…意気込む先発メンバー

[ 2011年9月1日 06:00 ]

 【川澄】控え中心のメンバー構成とあって「こっちに来てから固まってきたメンバーで、手応えはそうでもない」としつつも「ゲームの中で修正したい」と前向き。試合では「GKとDFの間、ワイドを使いながら崩していきたい」と運動量で攻略する。

 【永里優】早い時間帯のゴールでチームを助ける。代表通算32得点のエースストライカーにかかる期待は大きいが「早い時間に点を取って楽な展開にしていければいい」と自信満々だ。好調をキープしており「得点にこだわりたい」と貪欲にゴールを狙う。

 【高瀬】国際Aマッチ9試合目の先発出場で初めて右MFでプレーするが「全然分からない分、吸収しやすい。サイドをやって面白い部分がある」と前向きだ。本職はFWで代表でも4ゴールを記録。「やっぱり得点に絡みたい」と笑顔だった。

 【田中】5試合目の国際Aマッチ出場に向け「最初からガンガンいきます」。中盤の総入れ替えでプレスにいく位置があいまいだが、「FWなのか、サイドハーフなのか、自分たち(ボランチ)が声を出して明確にしたい」と声でチームを引っ張る。

 【宇津木】ボランチとして先発。「サイドを自分たちが生かせれば、いい形になる」とゲームメークの期待もかかる。海外でプレーする選手の中では唯一サブに甘んじているが「運動量だとか、大きな展開だとか欧州のスタイルを見せられればいい」。

 【近賀】堅実な守備で若いチームを支える。沢、宮間ら中盤の主軸が入れ替わり、国際Aマッチ出場68試合の不動の右サイドバックにかかる期待は大きい。「後ろが我慢できれば、前に個人の能力が高い選手はいる。しっかり守りたい」とキッパリ。

 【熊谷】岩清水の出場停止で20歳のセンターバックは、ラインコントロールの重責を担うことになった。「矢野さんも(指示を)言ってくれるし私も言える。やりやすい」。先発は控え中心だが、「ゼロからスタートのチームではない」と迷いはない。

 【矢野】出場停止の岩清水に代わり、9試合ぶりに先発する。「いつプレーしてもいいように準備してきた」と力強く話した。守備を統率する役目が期待されており「監督の期待に応えられるように、声を出してやるだけ」と迷いはない。

 【上尾野辺】“本職”で得意の左足をアピールする。代表では左サイドバックの控えだが、チーム(新潟)では攻撃的MF。タイ戦では左MFで先発の見通し。「最終ラインだと慎重になってパスコースを見失うけど、慣れていてやりやすい」と歓迎した。

 【福元】W杯では出番がなかったが、5月11日の米国戦以来の出場が確実。「DFと声を掛けながら無失点に抑えたい」。ケガで代表を外れたGK山郷(浦和)からは「福ちゃんらしく思い切りプレーして。勝利を願っている」と激励メールも届いた。

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2011年9月1日のニュース