Ｕ―２２に新戦力４人　宇佐美招集は交渉中

Ｕ―２２日本代表発表前に松田さん死去を悔やむ関塚監督（左は原技術委員長）

　Ｕ―２２日本代表の関塚監督は、９月２１日に始まるロンドン五輪アジア最終予選前の最後の公式戦となるＵ―２２エジプト戦（１０日、札幌）に４選手を初選出した。

　左サイドバックの和田、攻撃的ＭＦ田辺、大型ＦＷ杉本、横浜時代に松田さんを師と仰いでいたＦＷ斎藤を初招集し「９月からの五輪予選に向けて大事な試合。新しい選手が国際試合でどういうパフォーマンスを出せるのか見極めたい」と話した。

　１２日から中国でユニバーシアードが開催されるため、山村、比嘉ら大学生の招集は見送った。アジア２次予選クウェート戦で活躍した清武は、同日に韓国戦を行うＡ代表を優先させた。また、宮市の招集を試みたが、Ｕ―２２の試合は拘束力がないため、保有権を持つアーセナルから拒否された。指揮官はＦＷ宇佐美の招集も希望しており、所属クラブのバイエルン・ミュンヘンと交渉している。