守備陣けん引　岩清水「ひと安心」で笑顔！

＜日本・スウェーデン＞決勝進出を決め、笑顔で抱き合う岩清水（右）、熊谷（左）ら日本イレブン

女子Ｗ杯準決勝 日本３―１スウェーデン

（7月13日 フランクフルト）
　守備陣を引っ張る岩清水は笑みがこぼれっぱなしだった。「終わった瞬間、ひと安心した。みんなでお互いに“凄いね”と言ってました」と笑った。

　前半１０分に沢からのパスが短くなり、岩清水が競り負けて奪われたことがきっかけで失点したが、慌てなかった。「ボールは持てていたし、大丈夫だと思った。早い段階で１点返してくれた仲間に感謝したい」と話した。

　▼ＦＷ永里（今大会初の先発落ちで途中出場）ドイツ戦で交代させられた時点で、控えだなというのは分かった。決勝は限られた人しか立てない舞台。自分の力を全て出し切りたい。

　▼ＭＦ阪口　日本らしいサッカーができた。相手は前から積極的に取りにくると思ったが、プレッシャーなくパスを回せた。予想とは違う展開だった。

　▼ＭＦ大野　相手の前線からのプレス（の速さ）やスピード感は感じたが、しっかり声を出して守備で防げた。守備でもチームに貢献できるとうれしい。

　▼ＧＫ海堀　ここ数試合、落ち着いてプレーできているかなと思う。長身の相手だったが、自分も高さを生かしたいと思ってやっていた。