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ボーナスUP!川渕氏“想定外”も「ホロっ」

[ 2011年7月15日 06:00 ]

女子W杯準決勝 日本3―1スウェーデン

(7月13日 フランクフルト)
 日本協会の川淵三郎キャプテン(74)が14日、女子W杯で決勝進出を決めた、なでしこジャパンへの報奨金を増額する方針を示した。

 女子W杯の報奨金は優勝が150万円、準優勝が100万円。男子のW杯では優勝が3500万円、準優勝が2500万円。10倍以上の差がある。川淵キャプテンは「もともと優勝しないと思って設定された数字。小倉会長も上乗せを考えているはず」と説明した。

 国内の女子の待遇は恵まれているとは言えない。プロ選手はごく一部でトップクラスでも年俸は300万円程度と言われる。川淵キャプテンはそうした女子サッカーの環境改善に力を注いだ。会長時代の04年アテネ五輪前には、協会女子職員のアイデアから「なでしこジャパン」の愛称を決定。思い入れが強いだけに「最後はホロっと来たね。女子サッカーは選手の自己犠牲の上に成り立ってきた。感慨もひとしお」と話した。

 ▼元日本代表・釜本邦茂氏 沢中心にやるべきことをやっている。米国は難敵だが、やるべきことをやればチャンスはある。

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2011年7月15日のニュース