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J1で続々ゴールの原口、山崎ら好調な攻撃陣

[ 2011年5月17日 19:46 ]

 サッカー男子のU―22(22歳以下)日本代表候補合宿で攻撃陣の競争が熱を帯びている。直前のJ1では原口(浦和)と山崎(磐田)が2試合連続ゴール。東(大宮)は、視察した関塚監督の目の前で決勝点を挙げてアピールするなど、アタッカー陣が好調だ。

 17日の実戦形式の練習ではワンタッチでゴール前までつなぐ形が何度もみられ、選手間の意思疎通も徐々に高まってきているようだ。今季J1で3得点の原口は「ことしはしっかり(所属クラブで)結果が出ている。個人的に自信がついた」と話す通り、左MFで鋭い仕掛けを披露した。

 チームは2月の中東遠征や3月のウズベキスタン遠征で決定力不足が課題として浮かび上がった。4月の国内合宿でもシュートの意識が乏しかったが、五輪予選のクウェート戦が約1カ月後に迫り、選手の目つきも変わってきた。

 定位置争いでいえば、宇佐美(G大阪)ら今回は招集されなかった実力者もいる。関塚監督は「前(攻撃)の選手はクラブで出ている選手が多い。そこでの出来と、われわれのコンセプトの中での出来をしっかり判断したい」と目を光らせている。

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2011年5月17日のニュース